「な、なぜ…どうしよう…‼︎」


やはり、海斗がプリンスだったの⁉︎


「それよりも…これをどうにかしなくては」


波音の下半身には鱗が出始め、髪は伸び続け、瞳も髪も美しい水色に変わっていた


そして…波音は水色の人魚になった


「お前…その姿は…」


「海斗…ごめんなさい




母なる海よ 力を貸したまえ

故郷である海に続く道を 今、我の前に」


すると、地面が凹み、あっという間にそこに水が溜まった


そして、波音はその中に姿を消した