「おしっ!じゃあ行くぞ!走れっ!」


そう言うと、海斗はあたしの腕を引っ張った


「はっ⁉︎ちょ!引っ張らないで!


触るなって言ったのに…っ


「…は?」

「うそっ!」



海斗が波音に触れたそのとき
波音の身体が光りだし、ウェーブがかった髪は一瞬で長くなった