「おはよう。
驚いた顔してる。
私達がベーカリーに来たのそんなに驚いた?
言っておきますが、ここのワッフルを紹介したの、私だよ?」
ちょっとだけ強気に言ってみると
「ああ。
おはよ。
そりゃ知ってるけど、なんで今頃にノブ兄がいるのかなって。
今日はあれだろ?」
私は何を言ってるのかわからなかった。
「あ?
それは来週だ。
今日は休み、変な詮索するな。」
二人の間での会話に私はついて行けないけど、光信の口調が強くなったのはわかった。
「あ、そうか。
そうだった。
ここ座れば?」
もう座るつもりだったから
「一緒に座るつもりでした!」
というと、岳斗君に笑われた。