やがて時間はお昼になる。
何を食べよう。外食も一人だとつまらない。
誰かを呼んで食べる?
結婚してる友達はダメだ。
あとは、独身の友達。でも、日曜日だもの、彼氏と過ごしているか。
後は、……お母さん。そうだ、今日は母の日だもの。
お母さんと食事をするのも悪くない。
早速電話をかけると、快い返事が返ってくる。
三十分くらい待つことになったので、ブラブラとショッピングを楽しんだ。
*
最初、結婚に反対していた両親は、翔太が生まれた頃から態度が軟化してきた。
結局は孫の可愛さに敵わなかったってことだろう。
今ではすっかり佑くんとも仲良しになっている。
「麻由、お待たせ」
おしゃれをした母が現れたのは、三十分を少し過ぎたくらいだった。
「お母さん、久し振り」
「ほんとね。翔太も元気?」
「うん。今度顔見せに行くね」
他愛のない話をしながら、デパートの地下にあるレストランに入る。
「でも、いいわね。母の日に自由な時間をプレゼントなんてされたことないわ」
母のため息混じりの意見には私も同意する。
「うん。こんなの初めて。……びっくりしちゃった」
何を食べよう。外食も一人だとつまらない。
誰かを呼んで食べる?
結婚してる友達はダメだ。
あとは、独身の友達。でも、日曜日だもの、彼氏と過ごしているか。
後は、……お母さん。そうだ、今日は母の日だもの。
お母さんと食事をするのも悪くない。
早速電話をかけると、快い返事が返ってくる。
三十分くらい待つことになったので、ブラブラとショッピングを楽しんだ。
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最初、結婚に反対していた両親は、翔太が生まれた頃から態度が軟化してきた。
結局は孫の可愛さに敵わなかったってことだろう。
今ではすっかり佑くんとも仲良しになっている。
「麻由、お待たせ」
おしゃれをした母が現れたのは、三十分を少し過ぎたくらいだった。
「お母さん、久し振り」
「ほんとね。翔太も元気?」
「うん。今度顔見せに行くね」
他愛のない話をしながら、デパートの地下にあるレストランに入る。
「でも、いいわね。母の日に自由な時間をプレゼントなんてされたことないわ」
母のため息混じりの意見には私も同意する。
「うん。こんなの初めて。……びっくりしちゃった」