ー昼休みー



あたしは海美に奏汰が好きって伝えた。

「やっと気づいたんだー!遅くて待ちくたびれたよー」


「え、知ってたの⁉︎」


「何年あんたと一緒にいると思ってたの?気づいてるに決まってるじゃない!」


……あたしって。


………そんなにわかりやすい?



「大丈夫よ!本郷君にはバレてないから!」



そう笑顔でいう海美。



いや、バレてたらあたし無理だよ。


恥ずかしくて生きていけないから。