ー翌日ー
「行ってきまーす…」
今日はあたしの気持ちの正体を知る日。
でもなかなか怖くて。
奏汰には昨日の夜、"先行っといて"ってメールしといた。
逃げてばっかじゃだめなのはわかってるんだけどな。
「ったく、遅ぇよ。遅刻すんぞ?」
え?
「な…なんで?」
あたし先行ってってメールしたのに。
「昨日の様子おかしかったのに置いてなんていけるわけねぇだろ。ほら、さっさと行くぞ」
そして奏汰はあたしの大好きな笑顔で言った。
「しっかり掴まっとけよ?ぶっ飛ばして行くから」
あたし………。
奏汰のこと………。
好き……なんだ。
あたしはこの瞬間、幼なじみに
恋
をした。
「行ってきまーす…」
今日はあたしの気持ちの正体を知る日。
でもなかなか怖くて。
奏汰には昨日の夜、"先行っといて"ってメールしといた。
逃げてばっかじゃだめなのはわかってるんだけどな。
「ったく、遅ぇよ。遅刻すんぞ?」
え?
「な…なんで?」
あたし先行ってってメールしたのに。
「昨日の様子おかしかったのに置いてなんていけるわけねぇだろ。ほら、さっさと行くぞ」
そして奏汰はあたしの大好きな笑顔で言った。
「しっかり掴まっとけよ?ぶっ飛ばして行くから」
あたし………。
奏汰のこと………。
好き……なんだ。
あたしはこの瞬間、幼なじみに
恋
をした。