恐ろしいお化け屋敷から約1時間後。



ただいま夕食の準備中です!

両親共働きなためこういった家事全般はあたしの得意分野。



さっさとメイン料理作ってあれも作っちゃお♪



「梨奈ー頼まれたの、持ってきたぜ」

「あ、ありがとう!奏汰」

「んー、この材料から……オムライス?」

「せーかい!さっすが奏汰。じゃ、さっさっと作りますよ!」


「梨奈の料理姿は見慣れてるしな。じゃ、薪割りしてくる」


「よろしく!」



よし、さっさと作っちゃお!
皆お腹空かせてるだろうしね。








よし!完成!

今日も綺麗にできた!





「わぁ!柏木さんすごーい!」


「卵ふわふわ!こんなオムライスお店でしかみたことないよ!」

「私たちなんてまだご飯も炊けてないのに」



「どれどれ?あぁ、これ火が弱いからだよ!奏汰ーー!薪ちょうだい!」


「はいよ!うわ!超美味そうじゃん!食っていい?」


「いいよー」


「あれ?お前は食わねぇの?」


「うん、ちょっとね」


そう言って釜戸とにらめっこ。