この頃からハルの様子がおかしかった。


病気のリスクがなくなっても、
アタシに触れて来ようともしない。


癒やされたくて、くっついても…
寂しそうな笑顔で、アタシの頭をポンポンして…

スルリとかわしてく。



アタシのコト、俗にゆう"キタナイ"って、思ってんのか…?



それとも、皇一家のコトを探ってく内に、なんか解ったのかも…



あの日、何があった…?
アタシも覚えてない何かがあったのか?




考えを巡らせてる内に…

ふと気になって、メールを見返した。




アタシに"遅れる"メールが入った時は、
もう集合時間を5分過ぎてた。
なのにハルは来てなかった。


そしてキャンセルメールが入った時は、
集合時間の10分くらい前だった。
でもハルはやって来た。


たまたま…だよな?