でも…

スクールの事は気付かなかった。


他にも気付いてない事は、
あるんだろーけど…


だけど…



キミのやる事は、いつもオレの為だ。



キミの想いに答えたいし、
オレも、もう愛しくて狂いそうだ…



「ずっと一緒にいてよ…」

いるよ…
言われなくたって、オレの方がそう思うよ。





昼夜働く母親に、子供の頃から孤独な夜を過ごして来た。

だけど…

誰かと食べる手作りの夜メシ、
おやすみって眠る日々…


キミはとっくに、オレの家族だ。





もう、行動が抑えられなかった。



"咲陽との未来を真剣に考えてる。
だから、ちゃんと聞いて欲しいんだ…"


そう言って、全部話して…

プロポーズするつもりだった。





こんな形じゃなく…










自業自得だ…



オレは…





自分の為についた嘘でキミを傷つけた。