けど、後悔…

あの日を思い出させてしまった。


キミは後から…
建設業をバカにした言い方したって、
謝ってたけど…

オレの方が、申し訳なかった。


なのに、話の続きを聞いてくれた。

面白くなさそーにしてたくせに…



キミの優しさが見えて…

愛しくて、触れたくなった。






次に指名した時から、
キミの口調が変わった。


ちょっと驚いたけど…


リアルなキミを知る事が出来て、

それに客扱いされてなくて、

逆に嬉しかった。



やっぱり…
あからさまで、飾らないキミが、可愛い。



そんなキミが…

「もしかしてアタシに惚れてんの?」



その言葉で…

今さらのように、気が付いた!





オレはキミの事が好きなんだ…って。





それはきっと、あの日から…




ずっと…

キミの姿が、心に焼き付いてた。