アタシは服を洗濯乾燥機に突っ込んで、
フロを借りた。


そして、身体を掻きむしるように洗う…



ナオの事…
キタナイって思ったワケじゃない。



だけど…

アタシを犯したかもしれない男に、
キモチよくなってた身体が、肌が…


許せなかった。



そんなんで、長風呂になってたトコに…

突然、レイカが浴室のドアを開ける。


「…
なんだよ?」

いくらオマエん家でも、勝手に入ってくんなよ!


レイカはアタシの赤く擦れまくった肌を
見て…

「別に…

てか、面白い?」

冷めた口調を投げかけた。



なんだコイツ…

いちいち頭くるヤツだな。



アタシはシカトして、シャワーでザッと
流すと浴室を出た。


と、目の前に…
バスタオルと乾燥まで終わった服一式が
揃えられてた。


「洗濯機使うから、出しただけ」

そう言って、立ち去るレイカ。