「あ、そーだ…

行くトコないなら、1日¥3000で泊めたげるけど?
で、後払いにしてあげる」


ドアの前で振り返って、そう続けるレイカ。



あ…

アタシ、何も持たずに出て来た。





結局、死に切れないし…



かと言って、戻りたくもないし…





使えるもんは使ってやる…



「そーするよ…」