「まぁ…
一緒に住んでる」


「はァ?まさか…

尚 のオンナってワケじゃねーよな?」

そう言って、ナオのデスクに座った。



どー考えてもオンナだろ!
失礼なヤツだな…

「ナオのオンナだよ!

つーか、コーヒーでい?」


アタシは返事を待たずに、コーヒーを入れ始めた。


「嘘だろ…
アイツ、なんも言ってなかったぞ?」


大のオトコが、いちいち報告しねーだろ?
ウケるな、コイツ。


「オンナ関係は相変わらずっつってたのに、最近付き合い始めたのか?」


「…

7月からだけど…」

なんか気になりながらも、
コーヒーを出した。




ガチャ!


「ぉおっ!噂をすればだな。
お務めゴクローサン」

戻ってきたナオに声をかける幼馴染。


ナオは…




すごく驚いた顔で立ち尽くしてた。