そんな時…

「美味し〜ワインが手に入ったから、
飲みにおいでよっ」

久しぶりにヨーコさんからの連絡。


明日、休みだし…
まぁ、モヤモヤ発散したいし…

ヨーコさんとは、飲む約束してたしな。



だけど、
またナオを不安にさせたくないから…


「今日、夜メシ…
前にマンション下で話してた人と、
その奥さんとで食ってくる」


そう言うと、一瞬驚いて…
嬉しそうに頷くナオ。








そして…

ヨーコさんと飲むのは、思った以上に楽しくて…

時間を忘れた。



「あぁもぉ!
なんなの、そのキャラ?
さやちゃん可愛すぎる〜」


「こらこらぁ、その辺にしないとぉ…
もうこんな時間だしぃ…
さやちゃんの彼が、心配するだろぉ…」


はしゃぐヨーコさんと、
ねむそーな小沢さん。


「ホントだっ!
じゃあ、あっくん飲んでるし、タクシー呼ぶねっ」


「んーん…
ナオに迎え来てもらう…」