それから数日後。


「咲陽、明日って店休める?

罰金あるなら、払うから」


「罰金はないけど…なんで?」

ほんとはあるけど、自分で払うし。


「大事な用がある店に、付き合ってほしんだ」


明日って日曜日か…
フルで一緒に居たいしな…


「わかった。休み入れとく」





そして翌日…


「咲陽、これに着替えて。
行く店、ドレスコードあるから」


そう渡された包みには、白いミニドレスが入ってた。

清楚だけど、すごくキレイなドレス。



ブランドもんだし、高そーなドレスだな。

つか、こんな純白なドレス…
汚れてるアタシには似合わなくね?




「咲陽、準備出来た?」

ナオが、着替えてる部屋をノックした。