「いや…

…ナオさ、ドラッグやった事ある?」


「…あぁ、ガンジャなら。

面白がって葉っぱ詰めてて、興味本位で何回か…

なんで?咲陽はしてないよな?」


「してねーよ…

ちょっと、聞いただけ」



レイカの、冷ややかで哀しい瞳が…
目に焼き付いてた。






その夜も、ナオと一緒に眠った。


店に復帰したんだから、もう身体は回復
してるって、わかるはずなのに…

相変わらずナオはシてこない。




だけど…

ナオの体温に、癒されてく…






次の日からも、ナオは毎日迎えに来てくれて…

一緒に眠った。


身体が心配だから、断ってんのに…



でも、嬉しい。


ナオが待ってると思うと、仕事も頑張れた。



だけど…


今まで通りソープで働くアタシを、
どう思ってんだろ?


なんで何も言わねんだよ?


イヤじゃねーのか…?