「澪…好き。もう お前以外の女 いらない。もう…お前しか抱きたくない。」


俺の腕の中で 疲れきって微睡み始めた澪にぽつりと言うと、うとうとしながら
澪も口を開く。


「本当…? 浮気 しない?」

「しない!絶対!」


ふふっと 笑い、眠りに落ちた澪…


23才の誕生日。

初めて人を愛していると感じ、初めて愛されていると感じた。

今までで 一番幸せなセックスをした。


この先も…絶対に澪を離さない。

澪を 泣かさない。悲しませない。


俺が 澪を守る。…永遠に。


そう…心に強く誓った 誕生日だ。