翌朝 勤務開始。天気は快晴!
…早く午後にならないかな。と 思ってしまう。
午後の訓練は ロープを使った登板や降下訓練、ロープブリッジ渡過訓練をする。
正直 きついけど…澪に見せたい。
俺の仕事を 知ってもらいたい。
…もっと 俺に惚れてほしいと 思ってるのも あるけど。
今は 俺の方が 惚れてる。
こんなに ひとりの女の事ばかり考えるのは 初めてだ。…歯がゆい。
昼食時間に澪に 初メール。
「 もうすぐだぞ。来いよ。」
数分後に 返信がきた。
『 おはよう。ちゃんと寝た? もうすぐ
家 出るね。鈍臭くないか、拝見!』
その返信メールを見て 治まらないにやけ顔を 他の連中に見られないように 隠しながら いつまでも ケータイの画面を見ていた。