♡偶然♡

悠輝side


「....き....ゆう....悠輝!おい!」

俺は陸に起こされた。

「んぁ?なんだよ。」
「そろそろ帰るぞ。支度しろ!」

....?ああ。もう帰るのか。
俺は無言で帰る支度をした。

まだ寝起きで頭がボーってしてるわ。

とりあえず帰り支度を終えてみんなで部屋を出る。
ちょうど同じタイミングで隣の部屋のドアも開いた。

隣の部屋の部屋から出てきたのは陸の彼女と上野未來だった――