「チッ…」



自分のわけの分からネェ感情を持余し、大きく舌打ちした。


んな事より俺は屋上に行かなくちゃいけねぇんだった。




チカなんか気にしてられっか。




女なんて………、


信じらんねぇ---




視線を屋上へと向け、勢いよく魔族の感じるところへと向かい始める。




そう…、


二人の魔族に会うために---