桂「こっちは良いから二人は行きなさい」


    晋作「悪い……頼むなぁ……」


  栄太「またね……藤堂平助くん?」


  平助「行かせるかぁーーーーー!!!」


      ガキンッ!!!


      ギリギリギリギリ 


  栄太「潔く諦めるのも……男だろ?」


   平助「じゃあ…お前は女だな?」


  栄太「ケラケラケラケラ そうかもね………」


       キンッ!


     桂が平助の刀を弾いた


    桂「行きなさいっっっ!!!」


     晋作と栄太は走り出した


   総司「あぁ~~~~あ…………」


   一「美輝に会えなくなるぞ!」


   平助は栄太を追って走り出した


       スッ!


   桂が平助の首に刀を突き付ける


   桂「無駄な血は流したくない……

       退きなさい………………」


   総司と一は構えていた刀を下ろした


  平助は栄太が走っていった方を眺める



   桂は刀を仕舞い、スッ!消えた



   総司「一緒に怒られてあげるから…

          帰ろう……………」


   平助「……………………………………

     もう美輝には会えないんだな…」

   
   一「……………………………………」




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