「言うじゃねーか。
そーいえば、お父様って…」


「あーそれですか。
なんか、小さい頃からそう呼べって言われたので。周りの子達もそう呼んでいたし、私もそうしなきゃって。」


「えっ…まさかおとはって…「おとは〜!やっと見つけた!
もう心配したんだよ〜」


凛音ちゃんが息を切らしてやって来た


「凛音ちゃん!」


「さ、帰ろう。」


「はい!」


私がカバンをとりに教室へ戻ろうとすると、