「みんな頭ぶつけてたよ。瑠季と尊だけがぶつけて
なかっただけ。どうしたらあんなにうまく滑れるの?」

「それはだなぁ、内緒に決まってるだろ」

ケラケラ笑って話す瑠季。

「それにな、こんだけビール飲んでるヤツは
教えたってどうせぶつける」

「そんな事ない...

ゴンッ!ガツンッ!ドンッ!

「いったぁぁ」

「あはははははは。やばいツボ入った。
亜紀、みごとに綺麗にぶつかりまくりだな」

「笑うなぁーーー!!!」