『…バチンッ!』


…え? なに…何が起きたの?

状況を掴むのに時間がかかったがヒリヒリと痛んできた頬が何が起きたのか物語る

私…叩かれたんだ


「あなたが蒼樹くんに触れていいと思っているの!?身の程をわきまえなさい!」


いい加減にしてよ…

そんなに見下さなくてもいいじゃない


「てめぇ、今なにしたかわかってんのか?」

『きゃー!!誰か先生呼んで!!』

「いい加減にしてよっ! 」

『っ…』

「身の程をわきまえなさい? どうしてそんな事を言われないといけないの? 蒼も暴力事件起こすつもり? ここまで必死に守り続けてきたものをそんな簡単に壊すのっ⁉︎ 」