ふぅー。

落ち着かせて

ってかおちつけ自分。

ふぅー


「ごめんね、急にのこってなんて…」


「いーよ、別に」


「あのね、私…「ちょっとごめん。俺から言わせて。」」

びっくりしたぁー


「うっ、うん。いーよ。」


なに言われるんだろー。


「俺さあの時どーかしてたよ。本当に。
ごめんな。お願い。もう一回チャンスくれないか?俺の隣にいてくれ。」





仁、ごめんね。


「うん、いいよ。冬馬の隣はあたしがいる。もう誰にも譲らないから。」




仁、これでいいんだよね?

これで…

これでいんだよね?

あたしは涙が出そうになったのを堪えた


「ありがとう、可憐」


私達は抱き合った


本当はこんなことしたくない
でも、



でも。


仁のために。