車に乗ってから私の家に着くまで沈黙が続いた でも、これでもいい もう、いいんだ 「ついたよ」 ついた ついちゃった 「ありがとう。仁。私仁が大好きだよ」 あたし 本当の気持ち伝えられた 最後まで笑顔で入れたよね? 「俺も、大好きだよ」 「ばいばい!」 仁は手を上げて車を走った 自然と涙が流れた