「ちょっ、いたい。はなして」


「っ、わり。」

といい、掴んでた私の腕を離してくれた



「お前、他に男がいるのか?」

「いるっちゃいるけどいないって言えばいない。」


「そーなんだ。でも俺はそんなの関係ねーから。奪ってやる」


「なにいってるの?」


久々にみた冬馬はかなり変わっていた


「ねー、はやく帰らせて。」


「どーせ、男んとこにいんだろ?彼氏でも友達でもねー男の家に」


「ひどいよ…私の好きだった冬馬はどこにいったの?仁は私を心配してくれるし、支えてくれるもん。冬馬みたいに勝手にいなくなってってそんなことしないもん。」





あたしはいつの間にか冬馬の家から出ていって外にいた。


「じん…じん…」