それよりも、はやく愛美をさがさないと!!!


「そっちいたー??」


「えっ!いなーい」


どうしよう。
でも泣いてる場合じゃない

「ちょっと可憐、休憩しよ?ねっ?」

「えっ、でも。」

「いいから。もう2時間はさがしてるよ?」

「嘘でしょ?」

私は携帯を見ると本当に2時間は経っていた

すると

ピロピロ…ピロピロ…


「着信音?可憐か…出ていーよ?」

「あっ、うん。」

誰だろー。










愛美





「愛美からだ!!」


「もしもし?大丈夫?どこにいる?無事だった?ごめんね。ごめんね、私のせいで…」

(ちょっと可憐!心配し過ぎだから笑
ね?可憐こそ大丈夫だった?)

「あ、あたしは夏希が助けてくれて」


(そうなんだー!よかった!私も助けてもらったんだ)

え、そうなの?
だれだろ!

「誰に!大丈夫だった?」

(だから心配し過ぎだから笑ちょっと可憐には申し訳ないんだけど…冬馬が)

えっ、
と、と…冬馬っていった?

冬馬?
ねぇ、冬馬っていったの?
愛美?冬馬と今いるの?