看護婦さんが赤ちゃんを抱いていた


「俺と可憐の赤ちゃん…」


「このこの名前…」


「可憐、空みろ、そら」


そこには大きな大きな、私たちを迎えてくれるような大きな7色の虹がかかっていた


「そうだ!」


私は思いついた


「この虹7色なの!たくさんの人をこの7色の虹で包んで幸せを運んで欲しいから、そのために翼が必要でしょ?だから、どこかで困っている人がいるとこの大きな虹と翼で助けて欲しい。そして私たちみたいにつなぎ合わせて欲しい。だから、つばさがいいな」



仁はなにも言わず、首を縦になんかいもふってくれた


看護婦さんが


「いいお名前ですね…お父さんだいてみますか?」


「おれ、大丈夫かな」

「大丈夫ですよ!」



「仁!がんばって!パパになるんだよ?」


「つばさ!おいで?」


つばさちゃんは仁ぱぱの腕の中でスヤスヤと寝た