嘘よ。
凪流からじゃない。

そもそも、あたしを知っていたって事しか合ってない。

凪流、あなたはどうしてそこまでするの?
話したくないって素直に言えばいいじゃない!
そんなのありえないんだから。

「凪流…」

あたしは小さい声で名前を呼んだ

そしたら、手をギュって握られた
大丈夫。黙ってろ。そう言われた気がした

「そうなんだーっ!なんかロマンチックだねー!いいなーあーたん!愛されてるじゃーんっ」