「俺、お前が好きだよ。」

「え……」

「迷惑なのはわかってる。
好きな人いんのに、こんなこと言って、
だけど、ほんとに好きなんだ。
だから嘘の関係終わらせたかった。
だけど、それを言ったらお前と離れちゃうから。いやで言えなかった。
……っ!?ちょ、なんで泣いてんの!?」

うれしい。すっごい嬉しい、

「凪流、あたしも終わらせたかったよ。
あたしも凪流が好きだから」

「は?……」

もう、話しちゃおう

「好きな人って、凪流のことだよ?
ほんとに好きになっちゃいけない関係だったしストーカーのこととか巻き込んじゃって……それが嫌だったの迷惑ばっかりかけてたから。離れればそれもなくなるだろうって思って」