俺の本名は桃紫珠梨(ももし しゅり)。

3年ぐらい前に桃紫組と山端組(やまのはぐみ)の抗争があった。

俺は組長の息子で、汐梨は娘。

時期組長の俺は狙われる確率が高いとか何とかで、先に隣の県のおばさんの家迄逃げさせられていた。

汐梨は、組長が死んで荒れた桃紫組員の玩具として使われたとおばさんから聞いていた。