図書館で夏目漱石の本を借りた後、 もう講義もないし帰ろうとキャンパスをでた。 数十メートル先を歩く華奢で小柄な女の子が 突然立ち止まり、うづくまった。 「だ、大丈夫ですか!?」 近寄った瞬間、倒れてしまった。 その女の子は、 偶然にも、 いく だった。