「久し振りだな、美緒。」

「久し振り。空!よろしくね。」


なんて言いながら笑い合う。



何年ぶりかな?

隣が空って。毎日の学校が楽しみになるな。



それから、

中学に戻ったみたいに空とは話した。

楽しくて嬉しくて。

周りが見えなくなるくらい。


二人の世界に入り込んだみたいにキラキラした時間だった。



今日も空が私にいたずらを仕掛ける。

「もー空のバカ!」

「引っかかる方がバカだろ!」

そう言って、私の鼻をつまむ。

「はにゃしてよー 」

「この顔うけるw」

そんなやり取りが懐かしかった。



それと同時に、もっともっとその笑顔がほしい。話したい。


どんどん好きになってゆく。


この想いを止めることはできないの。