そんな様子を見るのが辛くて、
屋上に行き泣くのが私の日課になっていた。
…もう諦めたはずなのに。
なんでこんなに苦しいの。
涙が次々と溢れる。
その時、
…ガチャンッ
屋上のドアがいきない空いた。
…誰だろ、
見ると、なんとそこには息を切らした空がいたのだ。
「お、おい!美緒!お前…ハァハァ大丈夫か??」
息も切れ切れに空が私に問いかける。
そんなことされたら期待しちゃうじゃん。
「大丈夫だよ!」
涙を急いで拭い、笑顔で答える。
「そうか、良かった。」
そう言って帰っていった空。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…