―――――――

「でさー」

買い物も無事に終わり、
拓哉くんに家まで送ってもらってる最中。
断ったんだけど

夜道に女の子1人は危ないよ。

って言ってくれて…
なので、お言葉に甘えて…

「七瀬?」

「は、はい!?」

「話聞いてた?」


…………………
あぁ!
聞いて…ない!!

「ごめんなさい…」

「もー。ちゃんと話聞けよなー?
七瀬。大事な話だったんだから。」

「へ!?」


だ…大事な話!?
やば!
聞かないとダメなやつじゃん!

「もう一回だけだぞ?」

「うんっ!」


その後に言った拓哉くんの言葉には
ビックリでした。