「下総明乃だよ、宜しくね。」
とりあえず友達一人。私はだいぶ恵まれているな…。
はるか は…大丈夫かな…??


「だからさぁ!!しようぜ!!勝負!」
俺は現在だいぶ頑張っていた。
何を頑張っているかというと、目の前にいる学園長の子息の双子の片方、兄のアキラに勝負をもちかけているのだ。もちろん4月のテストの!!
「はるか…、しつこいぞ!オレはそんなものに興味などない。」
アキラはぶっきらぼうに答えた。
「広澤…、諦めろ。アキラに勝てるわけが無い。」
レンはアキラのかたをもつ。
それでも俺は諦めないぞ!!
「なぁ〜!!いいだろ〜!!勝負しようぜ!!勝負!!」
「無理だな。なんせオレの圧勝だからな!!」
アキラは余裕の笑みで 俺の事を見つめている。意外と友好的な双子だった。