ドキン...ドキン....




「ア・・アキ先輩・・・?」



声が裏返り、緊張しているのが自分でもわかった。




「ん〜?」
上目遣いでトロンとした目で俺を見つめられた





「酔っ払ったんですか・・・・?」




「ん〜・・・ちょっとね。肩かりちゃってごめんね?」



アキ先輩?それは計算ですか??





もし、それが計算だとしても俺はその計算にわざとひっかかるよ。





「俺の肩でよかったら・・・」


その一言を言うので精一杯だった。