周りがどんどん盛り上がって賑わってきた。 俺の左肩だけは盛り上がらずただただ、動けずにいた。 アキ先輩の肩とくっついているからだ。 チラッとアキ先輩を見るといつの間に缶チューハイを飲んでいて、ほんのり顔を赤らめていた。 そのせいか、くっついていただけの肩と肩だったのが、少しずつアキ先輩が俺に寄りかかってきた。