✳︎ ✳︎ ✳︎
「はぁ……っ、どうしたの?」
連れてきたのは階段の陰んとこ。
俺がいっつもサボってるとこだ。
安藤は息を整えた後、オロオロした様子で俺の顔を覗き込んだ。
「いや、別に……」
あいつらが安藤の話してた、なんて言えないし。つか言いたくねーし。
「別にじゃないじゃん、何かあったんじゃ__」
「キスさせて」
俺に伸ばしてきた安藤の手を摑んで、そう言った。
安藤は動揺を隠しきれないのか、じわじわと赤くなっていく頬。
……こんなの、みっともないって分かってる、けど。
「可愛いよなー」「超タイプだわー」
そんな言葉が脳裏に焼き付いて。
「え……?っあ、えと……」
摑んでいた安藤の手を離して、安藤を壁に追いやる。
「……だめ?」
「はぁ……っ、どうしたの?」
連れてきたのは階段の陰んとこ。
俺がいっつもサボってるとこだ。
安藤は息を整えた後、オロオロした様子で俺の顔を覗き込んだ。
「いや、別に……」
あいつらが安藤の話してた、なんて言えないし。つか言いたくねーし。
「別にじゃないじゃん、何かあったんじゃ__」
「キスさせて」
俺に伸ばしてきた安藤の手を摑んで、そう言った。
安藤は動揺を隠しきれないのか、じわじわと赤くなっていく頬。
……こんなの、みっともないって分かってる、けど。
「可愛いよなー」「超タイプだわー」
そんな言葉が脳裏に焼き付いて。
「え……?っあ、えと……」
摑んでいた安藤の手を離して、安藤を壁に追いやる。
「……だめ?」