「ーー…なっ!はーな!花菜ってば!」

誰かに揺すられ目を開ける

『んー…??あれ?夏菜?ここどこ…?』

「学校でしょ馬鹿!1時間目から放課後までグッスリ寝やがって」

マジか そんなに寝てたのか私

…ん?ちょっと待てよ。放課後………?

『…ああああああ!!! やばいやばい!
あーどうしよう とりあえず行くべきだよね、うん よし、そうしよう』

「え?え?何何?どうしたの?
えっ…あっ、……行っちゃった」

夏菜の言葉なんて聞こえず
とりあえず全力疾走
これでも足は速いからすぐ着いてやるぞおおおおぉおぉーー!!!