あたしは保健室のベットに腰掛けた。


本当に具合が悪いわけでもないし、
横になれば髪型が崩れたりするし


あまりメリットはない。



だからいつもこうして過ごす。


正直な所、由那ちゃんに私の愚痴を
聞いて欲しい気分だが


あいにく、
隣のベットに誰かが居るからやめた。




そうして、テキトーに暇潰しして数十分。
さすがにもう教室に戻らなきゃ、と思ったので
あたしは立ち上がった。