"屋上"





蓮斗.賢「「おい」」


蘭.鈴「「はいっ…」」





あ…今の状態分かりますか?




"30秒前"



ドカンッ



蘭「ドア壊しちゃダメだろ…」


蓮斗「うるせぇな」


蘭「あ"?テメェ何様だよ。困るのはなっちゃんなんだよ」


勝「俺らには知ったこっちゃねーよ。なぁ?莱夢」




ブチ…


キレた


キレたよ私




蘭「なっちゃんを侮辱するとはいい度胸じゃん」





ドカッ





勝「ぅ……くはっ…なんだテメェ…ヤンのか!!オラッ」


莱夢「勝!!ダメ!!やめて!!」


タクト「ダメだよ勝!!」


勝「なっちゃん?!あのババァかwなっちゃんとかキモッ」











蘭「この金蘭を怒らせるとはいい度胸じゃない」














鈴「待って蘭!!」








ドカッ


バキッ


シュッ


バンッ









蘭「テメェが私にケンカ売るなんて百年はえーんだよ」










「「「「勝!!」」」」





蘭「あ………」



鈴「らーーーーんーーーーー!!」



蘭「や…いや~その…ごめんなさい…」



鈴「謝って済むなら警察いらない!!」





蓮斗「おい」



蘭「なに」



蓮斗「やっと会えた…」



蘭「ぇ…」




ギュッ…


蓮斗に前から抱きつかれた






蓮斗「やっと見つけた…」



蘭「え…ちょっと!!離してよ蓮斗!!」



蓮斗「ボソッやっと…やっと…」



蘭「え?聞こえない」




蓮斗の顔を見ると、少し赤くて、ニッコリ笑っていた


そんな蓮斗に…少しだけ…ホントに少しだけドキッとした






鈴はというと…






鈴「あの…け…賢くん?離して?」


賢「いいえ。離しません。しかし…すず…さん?」


鈴「ヒィッ…は…はいっ」



鈴は前にいる背の高い賢に手を繋がれ、顔の近くで話しかけられているので少し顔が赤かった




賢「なんで鈴スズは僕に向かって敬語なんですか?」


鈴「ひ……人見知り…で……でも…賢…くんだって…」


賢「なに?こっちの方がいい?ともかく敬語止めてくんねぇ?」


鈴「え?う…うん…」








予想通り…








2人共大ピンチ!!