鈴side




結局理事長室がわからないままで…



ホントついてない…



もーどうすんのさ…




?「蘭!!鈴!!」




???その声は…





「「なっちゃん!!」」




なっちゃんの本名は神谷夏紀カミヤナツキ



お母さんの友人(族)



栗色の髪をボブにしていて…一言で言えば『美人』



本当に綺麗…



あーあ…あんな風に美人だったらな~蘭は綺麗なのに私はブサイク…ホント最悪だよねー


(※鈴ちゃんめちゃくちゃ可愛いです!!)




夏紀「もー!!蘭と鈴遅いから迎えに来ちゃった!!」



蘭「え?どういうこと?」



夏紀「あれ?夜空から聞いてない?」



鈴「え?どういうこと?」



夏紀「私ね!!ここの理事長なんだよ!!パチンッ」




「「ぇぇぇええええええ!!!!!!」」




蘭「ホント?!ホントに?!」



鈴「やったぁ!!」



夏紀「喜んでくれて嬉しい♪それじゃ!担任も呼ぼうか!!とにかく…理事長室来て♪」




「「はーい!!」」




"理事長室"




蘭「え…なんでかっちゃんいるの?」



海斗「なんだよ。いてわりーかよ」



鈴「うん」



海斗「はっ?!お前ら可愛げねーなぁ!!」




「「「あ゙?(殺気)」」」




海斗「ヒィッ!!なんで夏紀まで?!」



夏紀「私の可愛い二人を侮辱したから」



蘭「なっちゃんありがとう!」



鈴「ありがとう!」



夏紀「いいよ~♪」





遅れましたがかっちゃんというのは、神谷海斗カミヤカイト



なっちゃんの弟!!



黒髪で、黒目で…"今は"普通の格好



意外とイケメンなんだよ?



でもかっちゃんもお母さんの族だったんだ~





夏紀「じゃあ。海斗が担任だから。連れてってあげてね?かっちゃん♪」



海斗「はいはい…行きますよ!!それにかっちゃんやめぇ」



夏紀「えー…」



海斗「よし行くぞ」




「「うん♪」」




鈴「2人とも!!蘭は麗って呼んで!で、僕のことは怜って呼んで!!」



夏紀「了解♪」




「「じゃあね~」」