星夜が響月のことを茶化して、響月がよく相手をしてた。


ホント、響輝くんは響月に似てる。


「こいつ、響月に似てると思わねぇ?」


星夜は笑いながら、懐かしそうに、あたし聞く。


「だろ?ママも雫月も、俺はパパ似だってよく言うもん」


響輝くんは胸を張って、そう星夜に言う。


星夜は響輝くんの言葉に、目を見開く。


そして、ゆっくりとあたしのことを見て、確認してくる。


「、、、マジ、で?」


それに、あたしは静かに、、、頷いた。


星夜から、渇いたような笑みが零れる。


そして、、、


「マジかよ」


そう、消え入りそうな声で呟いた。