あたしは何年ぶりに会った、星夜から視線を逸らすことが出来ない。


星夜もあたしの視線に気付き、あたしのことを見る。


そして、昔と変わらない笑顔をあたしにくれる。


「元気、そうだな」


そう言って、ポンポンッとあたしの頭を撫でる。


星夜の体温が伝わり、夢とかじゃないんだと実感する。


「、、、星夜。どう、して、、?」

「あぁ。偶然通りかかったら、響輝が泣きそうな顔して1人で居たから」

「してねぇよ!」


星夜の言葉に、響輝くんが突っかかる。


「今に泣きそうな顔してたじゃねぇか」


それに星夜も、大人気なく言い返す。


、、、そういえば、響月と星夜もこんな感じだったなぁ。