「これが、どうしたの?」 私にはもう、これは解決したことで、どうでも良くなっていた。 「えっ、咲希はなんとも思わないの!?」 「うん、別にもうどうでも良いことだし、彼女作るのは宏の勝手でしょう?」 「で、でも…!」 「…なんでちずるは、そんなに宏とその女の子の画像を多く持ってるの?」 「えっ、いや、偶々宏くんとこの女の子が一緒にいるから…っ」 それでも、たくさん持ちすぎだと思う。 何かが私の心のなかで引っ掛かる。