「え、でも…」
「いいからいいから!ほら!」
「俊、お母さんがこんなこと言い始めたらもう聞かないから…ごめん」
「あ、そうなの?それじゃあ、お邪魔します」
たぶん今日、俊はお兄ちゃんと一緒に寝るであろう。
パターンが読めてしまう。
――――――――――…
――――――…
「え!今日焼き肉なの!?」
「そうよー♪俊くん来たしねー♪」
お母さんはいつにも増してルンルンだ。
「いつも賑やかだよなぁ、咲希ん家は」
「うん。うるさくてごめんね?ほんとに」
「いや?楽しいよ、俺一人暮らしだしな」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…