「勘違いしてない?会長言ったよね?自惚れるなって。心遣いとか形式だよ?」

ニコニコしながら棘のある言葉を言ってくる。

私と同じ嘘の笑顔してる。

私も同じように嘘の笑顔をした。そしたら生徒会のみんなが驚いていた。

「貴方方も自惚れないでいただきたいです。貴方方の心遣いや配慮は全て自分たちのためという事くらい最初に気づいています。」

「でもモラルとして上辺としてお礼は必要だと思います。まさかそんなモラルも知らないと?私だって教科書通りの受け答えをしだしたよね?」

「あなた達も私も上辺だけです。そこにわざわざ釘を刺そうとしてくるバカの根性がわかりかねます。言わないもわかりませんか。」

私は笑いながら少し切れた。

「本当にありがとうございます。上辺ですが感謝しています。失礼します。」

私はそのまま保健室に向かった。