顔を向ければ4人の男子が腕を組みながら立っていた。

…一人はニコニコうそ臭い笑顔を…一人は眉間にシワを寄せ不愉快そうに
…一人は眼鏡越しから冷たい目線…一人は無表情の中に怒りが。

とても怖い人達だった。

「もう一度聞く。俺の学校で何してる。」

「せ、生徒会?」

生徒会?この人達が…

「な、なんで!!」
「ち、違うんです爽さん!!」

「気安く呼ぶな。」

冷たく言い放ち女子たちを睨みつけた。

とても怖く恐ろしく。

「ッヒ!!!ご、ごめんなさい!!」

女子たちは一気に走り去っていった。